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問題集の解説を見てみましたが、まったく主語と動詞の一致のことには触れていませんでした。そこで、もう一度考えてみたのですが、果たして are spent でいいのかと疑問に思うようになりました。うまく説明できる自信はないのですが、やってみます。
Fukuchan さんの、
(1) The greater part of these movies were imported from the United States.
という文が、were と複数で受けることはまったくもって納得できます。この文は、映画がたとえば100本あって、そのかなりの部分、たとえば、70本がアメリカ製だということです。つまり、movies の part も movies です。だから、複数で受けています。しかし、
(2) A significant part of most people's lives is spent at work and few of us are unaffected on the jobs we have.
この文では(1)とかなり違いがあるように思います。ほとんどの人の人生・生活(lives)のかなりの部分というのは、たとえば、一日のうちの10時間を仕事に使うということでしょう。ここでは、(1)のように、lives の part は lives ではないわけです。(1)(2)とも部分 of 全体という構造になっていますが、部分にあたるものが(1)では数えられますが、(2)では、数えられません。
一応、ネイティブに訊いてみましたが、ここでは、tricky だけれども、is spent で合っているとのこと――。もちろん、1人に聞いただけなので、果たして合っているかはわかりませんが。以下、その方の説明です。
Note though that where you have the plural, "part" is preceded by the definite article "the".
Also, in your sentence "The greater part of these movies ..." refers to a number of individual movies, while "A significant part of most people's lives ..." refers to a single part (in a statistical sense) of "most people's lives".
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