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【7561】教えて下さいー不定詞の形容詞用法について 管理人 06/12/2(土) 質問
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┗ 【7582】Re:教えて下さいー不定詞の形容詞用法(その... Fukuchan 06/12/3(日)

【7561】教えて下さいー不定詞の形容詞用法について
質問  管理人 E-MAILWEB  - 06/12/2(土) -

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   ※この投稿は、掲示板の不具合のため削除したM.Hoshi さんによる- 06/11/30(木)の記事を管理人が復元したものです。
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和訳 古代ギリシャ人は、地球が丸いのではないかと思った最初の人々だった。
問題文 The early Greeks were the first to (  ) that the earth is round. [*明治大]
正解 suspect

不定詞の形容詞用法の制限事項(?ーがもしあれば)について教えて下さい。
スワンのOPEU(初版 2005/2/10発行 邦訳版)の不定詞の項目に以下記述があります。
------------------------------------------------------
§285 Infinitive Compliments(3) 形容詞の後
(3)形容詞の最上級
形容詞の最上級の後の不定詞構造はよく用いられる。
He's the oldest athelete (ever to win an Olympic gold medal).( = ... who has ever won ...)
この構造はfirst/second/thirdなどの序数やlast/next/onlyなどとともにも用いられる。
Who was the first person to climb Everest without oxygen?
The next to arrive was a big black snake.
She's the only scientist to have won three Nobel prizes.
「この構造が可能なのは、最上級で修飾されている名詞が、その後に続く動詞と、主語と動詞の関係になっているときだけ」である。次の場合に不定詞は使えない。
Is this the first time that you have stayed here?
(Is this the first time for you to stay here?とはいえない)
----------------------------------------------------------

つまり「先行詞が不定詞の意味上の主語になっているとき」だけと言っているように読めます。
しかしながら、私の理解する所では目的語関係の場合、前置詞の目的語の場合、及び同格関係などにおいて、先行詞が最上級の形容詞で修飾されている名詞句で、不定詞の意味上の主語ではない例文が数多く見受けられるように思います。
例えば
The best English teacher (for XXX) to consult is Mr. Black.
(この場合we/you/they/peopleなどが不定詞の意味上の主語と見なされるのではないかと思います)
私の理解が間違えているかもしれませんが、先行詞が不定詞の意味上の主語でない上記のような文はやはり文法的に許されないのでしょうか?それともスワンの記述には省略があって、実は何か追加的な制限条件あるいは例外事項のようなものがあるという事なのでしょうか?(例えば先行詞が主文の主語の位置の場合は除外するとかの)

そもそもこのような制限事項があること自体、私はつい最近まで認識しておりませんでした。スワンの記述を疑うわけではありませんが、これを裏づけする文法書のようなものがほかにあるのをご存知でしたら、それを教えていただきたいのですが、、、
よろしくお願いします。

【7562】Re:教えて下さいー不定詞の形容詞用法につ...
 管理人 E-MAILWEB  - 06/12/2(土) -

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   ※この投稿は、掲示板の不具合のため削除したFukuchan さんによる- 06/11/30(木)の記事を管理人が復元したものです。
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  参考になるかどうか分かりませんが、「教壇の英文法(研究社)」に面白い解説が載っています。その他「英語語法大事典」「続・英語語法大事典」にも少し解説が載っています。
「序数詞(the firstなど)/last,next/最上級)(名詞)+ to do--」の構文でこの
to do--は「副詞的用法」という考え方もあるのです。
He was the first (man) to arrive.という場合、例えばJesperenのように「the first (man)」を名詞的なものととらえ、「to arrive」を形容詞的用法と見なし、「到着した(最初)の人」と考える考え方と、毛利可信のように「to arrive」が
「first」という形容詞のみを限定する副詞的用法と解して、「到着する点において(最初の)人」とfirst(形容詞)の語感からの解説を紹介しています。
私のスワンのPEUは古すぎてM.Hoshiさんの解説は載っていませんでした。出来るだけ早く新しいのに買い替えようと思います。


【7563】Re:教えて下さいー不定詞の形容詞用法につ...
 管理人 WEB  - 06/12/2(土) -

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   ※この投稿は、掲示板の不具合のため削除したM.Hoshi さんによる- 06/12/1(金)の記事を管理人が復元したものです。
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  Fukuchanさん

早速の回答ありがとうございました。そういえばもうかなり前になりますが、次の文が高校の英語教科書(UNICORNだと思ったのですが)載っていて、この不定詞が形容詞用法か副詞用法かの2通りの解釈が可能だとの話を聞いた事があります。

The Kalahari is difficult place for us to live.
というのは
It is difficult for us to live in the Kalahari.
におきかえれるため、liveはdifficultという形容詞を修飾している副詞用法だとする解釈と、ロイヤル英文法などで言っているように(difficult place)という名詞句全体を修飾する形容詞用法だとする2通りの違った解釈が可能な構文というのがあるようですね。
どうも不定詞の前にくる名詞(先行詞)を修飾する形容詞の種類によって、このように用法が2通りに解釈されると同時に、ある種の形容詞においては主語ー動詞関係が成り立たないといけない、あるいは先行詞の位置によってまたある種の制限事項があると言うような規定があるのかも知れませんね。
私などはまだ知らない分野の文法事項なのかもしれません。もし時間があればもう少しこの構文の事を調べてみたいと思います。

これ以外にも何か情報がありましたら、また教えて下さい。
先ずはありがとうございました。

【7572】Re:教えて下さいー不定詞の形容詞用法(そ...
質問  M.Hoshi  - 06/12/2(土) -

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   和訳 英語は最も豊かな言語のうちの1つで、英語で書く作家は自己表現をするため膨大な単語のなかから選択できる。
問題文 The English language is one of the richest languages, and a writer in English has a wide choice of words (  ) to express himself. [同志社大]
正解 in which

管理人さんが今月のテーマとして取り上げていただいたのに便乗するようで申し訳ないのですが、もうひとつ教えて下さい。これもおそらく不定詞の形容詞用法にまつわる内容だと思います。

これもスワンのOPEUを見ていて気付いたのですが、「前置詞+関係代名詞+to不定詞」という構造の場合のto不定詞はおそらく形容詞用法ですよね。(上の例文でいくとin which to express himselfの部分。不定詞がwordsを修飾している(?))

関係代名詞が形容詞節を導くというのは当たり前なのですが、このように形容詞節ではなく形容詞句を導いているような場合、主語と(be)動詞が省略されているのではないかと考えたのですが、この考えは間違いなのでしょうか?
関係代名詞を使わなくても例えば、words (to express himself in)のように書き換えても同じ意味のはずで、わざわざ関係代名詞を使わなければならない理由がハッキリしません。(前置詞が文末に来る事を嫌って、前置詞を先行詞の直後に持ってきたいが、そうすると今度はその前置詞が宙ぶらりん状態になってしまうので、やむなく”関係代名詞を借りてきた”、いわゆる文語向けの便法以外の何者でもないのではないかと言う気すらします)

副詞節では主語とbe動詞は省略されると言うのはよく知られた文法事項ですが、形容詞節でも同じ事がおきていると考えていいのでしょうか。その場合be+toである種の法助動詞の代わりをするのではないかと思いますが、具体的にはどの法助動詞に置き換えればいいのでしょうか?(should/must/will/can/couldなど)

それともそういうふうには考えずに、これはもうこういうものだとして構文として丸暗記しなければならない代物なのでしょうか?余りすっきりしません。よく見るパターンのような気がするのですが、私の手持ちの文法書・辞書にはいまいち満足な説明がない項目のように感じています。
どなたか、十分な説明をご存知の方がおられたら教えて下さい。

【7582】Re:教えて下さいー不定詞の形容詞用法(そ...
 Fukuchan  - 06/12/3(日) -

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   参考になるかどうか分かりませんが、次のような記述がありました。
J.Thomson and A.V.MarinetはPractical English Grammarの中で「"something which we can eat"の代わりに通例"something to eat"と言うことができ、"he has a lot of books which he must read"の代わりに通例"he has a lot of books to read"と言える。同様にa garden we can play in==a garden to play inであり、somebody he could talk to==somebody to talk toであるが、これを"in which to play"や"to whom to talk"とすることは可能であろうけれども、それほど普通ではないであろう。」と述べています。
  Jespersenも(a)He is easy to live with. (b)He is an easy man with whom to live.で「(b)型よりも(a)型がより自然であることは疑いもないが多くの筆者が"stiffer and more bookish"な(b)型を用いる理由はおそらく学校で ”文尾に前置詞を用いてはならない”という規則を教えるからだ」と述べています。
  ーーーこれらの文法書は"a garden to play in"型のほうが"a garden in which to play"型よりも普通であり、後者がformalであるという点において一致しています。
従ってM.Hoshiさんが述べられている通り、文尾に前置詞を置くのを嫌うからではないでしょうか。

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