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【9110】英語に関しての質問です Megi 08/11/9(日) 質問

【9111】Re:英語に関しての質問です 管理人 08/11/9(日)
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【9111】Re:英語に関しての質問です
 管理人  - 08/11/9(日) -

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   ▼Megiさん:
>いつもお世話になっております。
>
>
>問題:あなたにとって意味が明確ではないことばを使ってはいけません。
>
>Don't use words (  ) meanings are not clear to you.  [江戸川学園高]
>
>
>なんでこれの正解がwhoseになるんでしょうか・・いくら考えても分かりません。

Don't use words (  ) meanings are not clear to you.     [江戸川学園高]
(1)who
☆(2)whose
(3)whom
(4)which

という問題のことですよね?

Don't use words (  ) meanings are not clear to you.

下線部が words を説明していることはわかるでしょう。だいたい、「言葉を使うな」と言われても、どんな言葉なのかがわかりません。当然、どんな? という情報がほしいわけです。先行詞が words で「もの・こと」なので、(1)who (3)whom はありえません。ということで、残った whose か which が答えとなります。

(4)which を選んだ人がなんと、51.2%いましたが、どうして which ではないのか、を考えてみます。まず、which を入れるなら、

・Don't use words (which) are not clear to you.
・Don't use words (which) you don't know.

のようになります。この例でわかるとおり、

... [  ] are not clear to you.
... you don't know [  ].


の空所に words を入れると文として成立します。ところが、問題文に同じことをしてみると、


... [  ] meanings are not clear to you.

空所に words を入れると、

× Words meanings are not clear to you. となってしまいます。これは間違いです。あるいは、words を他のところに置こうと思ってもその場所がありません。ここに入るのは、日本語で言うと、

Don't use words (の) meanings are not clear to you.

です。つまり、words の meaning 「単語の意味」というようにつながっているのです。ということで、(2)whose が正解です。

中学で習う whose は、例えば、
The boy whose name is Kenta came here.
 健太という名前の男の子がここに来ました。
I have an American friend whose fatehr is a doctor.
 私には父親が医者をしているアメリカ人の友だちがいます。
That house whose roof is red is our school.
 屋根の赤いあの建物が私たちの学校です。

のようにある程度 whose の後の単語は決まっています。それなら簡単なのですが、この問題のようにあまり知らないパターンのが出るかもしれません。見分け方は、whose になるパターンは、空所の後にふつうなら所有格がつく名詞についていない形、たとえば、my pen ではなく、pen のようになっていることからわかります。

最後になりましたが、whose は元々は「だれの」という意味なので、先行詞が人の時にはふつうに使われるのですが、先行詞が「もの・こと」のときに whose を使うのは少し抵抗があるという人もいます。事実、問題文のような場合には、

Don't use words (of which) the meanings are not clear to you.
とするほうがふつうです。

以下の(の)のところにはすべて whose が入ります。

■例文■<

・Look at the mountain (の) top is covered with snow.
 頂上に雪をいただいているあの山をごらんなさい。
・I have a friend (の) father is a teacher.
 私は父親が教師をしている友人がいる。
・He has a friend (の) wife is a singer.
 彼には、妻が歌手をしている友人がいる。
・The house (の) roof is painted red is my uncle's.
 赤く塗られている屋根の家は私のおじさんの家です。
・She is the girl (の) picture you saw in the paper.
 彼女が新聞できみが写真を見た少女だ。
・A boy (の) name was Tom broke the window.
 トムという名の少年がその窓ガラスを割った。
・Do you know the man (の) horse won the race?
 そのレースに優勝した馬の持ち主を知っていますか?
・I'll introduce you to the writer (の) novels I love very much.
 私が大好きな小説の作者にあなたを紹介しましょう。
・Look at the mountain (の) top is covered with snow.
 頂上に雪をいただいているあの山をごらんなさい。
・A child (の) parents are dead is called an orphan.
 親がしんでしまった子はみなし子と呼ばれる。
・This is the man (の) son I spoke to yesterday.
 これがきのうその息子と私が話した人です。
<sage>

【9112】Re:英語に関しての質問です
質問  Megi  - 08/11/9(日) -

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   お忙しいところ大変ていねいなご回答を頂き、ありがとうございました!

私も最初whichを選んでしまって、不正解と知って当惑しました;
whoseって「もの・こと」にも使えるんですねー。。
教えていただいた例文がとても分かりやすかったので、
これらを基にして自分でも例文を作ってみたいと思います(^^)!


それと、付け足しで大変申し訳ないのですが・・
Don't use words whose meanings are not clear to you. の「words」の前には、なぜ冠詞が来ないんでしょうか?

私は後の方で、words=意味が明確ではない、ということを説明しているので、theがつくのかなーと思ったんですが・・
冠詞はどうも苦手な分野です。。(←入試に出てくるのに・・)

ご教示いただけると幸いです。
是非宜しくお願いしますm(__)m

【9113】Re:英語に関しての質問です
 管理人  - 08/11/9(日) -

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   ▼Megiさん:
>お忙しいところ大変ていねいなご回答を頂き、ありがとうございました!
>
>私も最初whichを選んでしまって、不正解と知って当惑しました;
>whoseって「もの・こと」にも使えるんですねー。。
>教えていただいた例文がとても分かりやすかったので、
>これらを基にして自分でも例文を作ってみたいと思います(^^)!
>
>
>それと、付け足しで大変申し訳ないのですが・・
>Don't use words whose meanings are not clear to you. の「words」の前には、なぜ冠詞が来ないんでしょうか?
>
>私は後の方で、words=意味が明確ではない、ということを説明しているので、theがつくのかなーと思ったんですが・・
>冠詞はどうも苦手な分野です。。(←入試に出てくるのに・・)
>
>ご教示いただけると幸いです。
>是非宜しくお願いしますm(__)m

関係詞節で限定されている先行詞には必ず定冠詞がつくと思っている人がいますが、これは間違いです。例えば、red という形容詞が flower という名詞を限定していても、 a red flower ということも、the red flower ということもできます。もちろん、関係詞節でも同じことで、
The boy (that) I talked with at the party was kissing Mary.
A boy (that) I had never seen before was kissing Mary.
ということになります。問題文の
Don't use words whose meanings are not clear to you.
ですが、もし、これがだれか生徒一人に言っているとして、その生徒がはっきりと知らない単語をある文章の中からリストアップしてあるとしたら、the words とすることも可能です。しかし、そのような文脈はないわけですから、ここでは words とだけするのが正しいわけです。the は元々は、that だったわけですから、that というように指差せるようなときに、つまり特定のものに使います。太陽は1つしかないので、指差せるので、the sun となりますが、星は、初めて話題になったときには、どれのことなのかわからないので、a star となるわけです。
冠詞はたしかに入試には出ますが、文法問題としてよりも、英作文で大切になってきます。
<sage>

【9114】Re:英語に関しての質問です
解決  Megi  - 08/11/9(日) -

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   とてもよく分かりました!本当にありがとうございます(^^)

>The boy (that) I talked with at the party was kissing Mary.
↑これは、私がパーティで話したことがある男の子=聞き手に分かる範囲にいる男の子=thatで分かる男の子、だから「The」をつけるんですよね。

>A boy (that) I had never seen before was kissing Mary.
↑これは、メアリーにキスしていた男の子は私が今まで知らなかった子=thatが付いても聞き手には誰か分からない男の子、だから「A」が付くんですね。


(もし違っていたらゴメンナサイ;)


冠詞は前後の文脈からの判断が必要なんですねー。いつも難しく考えすぎているのかもしれません。
入試の文法問題だけでなく、英検のe-mailの問題や、海外の友達へ送る手紙など、冠詞を使う機会はいっぱいあるので、今度からは管理人さんからの回答を参考にして気をつけてみたいと思います。

本当に本当にありがとうございました!

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