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接触節≒関係代名詞の省略≒ゼロ関係詞
と修正しておきました。
英語史はあまりくわしくないのですが、いわゆる接触節というのは、関係代名詞ができる前から英語にあったようです。
あまり変な文法用語は使いたくないのですが、
This is the best plan I can think of.
のような文を説明する場合、どうしても、plan と I の間に関係代名詞の that が省略と説明してしまうのですが、なんだか、相説明してしまうと、もともと This is the best plan that I can think of. というのが話者の頭にあって、わざわざ that を削除したような印象をうけてしまいます。なによりもそんなまどろっこしく考えるよりも、I can think of the plan. の the plan を節頭に移動して、と考えたほうがスムーズなので、接触節という用語を使ってしまったわけです。
昔は中学では関係代名詞を教えてから、目的格の whom と which と that は省略されると教えていましたが、今は、たとえば、中学の英語教科書の New Horizon 3では、This is a book I bought in the United States. という接触節を教えてから、そのあとに、Carson is the scientist who wrote Silent Spring. という関係代名詞節を教えます。関係代名詞の whom は教えないで、接触節として教えているようです。詳しいことは、以下の教科書会社の以下の記事を見てください。
http://www.tokyo-shoseki.co.jp/e-mail/qanda/q-js-english/q02-07.htm
接触節に関する専門的なものは、
いわゆる接触節について ――小寺, 茂明
がネット上にありました。
http://ir.lib.osaka-kyoiku.ac.jp:8080/dspace/bitstream/123456789/65/1/KJ00004246081.pdf
がありました。ちょっと開きにくいかもしれません。
接触節 関係代名詞 省略
と検索すれば、いくつも関連記事が出てくると思います。
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