|
▼浪人さん:
>名詞の働き の問題の中で
>He made the girl a fine dress.
>のa fine dress がOとあったのですが、
>make O C のCではないのでしょうか?
いいえ、a fine dress は、Cではなく、Oです。
(ア) He made the girl a fine lady.
(イ) He made the girl a fine dress.
を比べてみてください。両辺が=なら、右辺はC、≠なら、右辺はOになります。
I have a boy. I ≠ a boy うちには息子がいる。
I am a boy. I = a boy ぼくは男の子です。
(ア)では、the girl = a fine lady ですから、a fine lady は、Cになります。だから、SVOCです。
(イ)では、常識的には、the girl ≠ a fine dress ですから、a fine dress は、Oになります。だから、SVOOです。
ただし、例えば、魔法使いが彼女のことを魔法で服にしたというような文脈があれば、SVOCと考えることも可能ですが、ふつうは、「彼はその少女にすてきなドレスを作ってやった」と解釈されるでしょう。
make は、SVO、SVOO、SVOCとして使われることが多いのですが、一応、自動詞としての用法もあるので、5文型のどの文型でも使うことができます。
All of them made toward the door. ――SV
彼らはみなと口のほうへ向かった。
She will make a good teacher. ――SVC
彼女は立派な先生になるだろう。
I made good grades at school. ――SVO
学校ではよい成績をとった。
She made him a new suit. ――SVOO
彼女は彼に背広を新調してやった。
The news made hthem happy. ――SVOC
知らせを聞いて彼らは喜んだ。
以上の説明でわからないことがあれば、さらに質問してください。
|
|