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▼manaさん:
>彼は自分の言いたいことをはっきり言えないことを恥じた。
>問題文 He was ashamed of ( ) make his point. [同志社大]
>正解 not being able to
>貴方の答え being impossible to
>不可能を表す表現であればbeing impossible toでもいいのではないでしょうか?
これはimpossibleという形容詞がどういう文型(構文)をとれるのかという語法問題と思われます。
He was ashamed of (not being able to) make his point.---(1)
という文は
= He was ashamed that he was not able [unable] to make his point.---(2)
又は
= He was asahmed that it was impossible for him to make his point.---(3)
という文には書き換えることができますが
≠ He was ashamed that he was impossible to make his point.---(4)
という文には書き換えができません。((4)のような構文自体が不可能なのではなく”意味が違ってきてしまう”為です。ちなみに(4)の文の意味は「彼はいいたいことをはっきりいうのが我慢できない(手におえない)」の様な意味です)
したがって(4)の文の意味が(2)と同じでないので、(1)の代わりに(being impossible to)と言い換えることはできません。
(注)【参考】
もし(3)の構文でto不定詞の意味上の目的語(この場合his point)が文の主語(この場合he)と同じであれば、(3)<->(4)の書き換えが可能です。例えば
It is impossible to beat him <=> He is impossible to beat.
ただし以下構文には書き換えができません。
≠ He is unable to beat.(構文自体は可能だが、意味が「彼自信が勝てない」となる)
また、to不定詞の意味上の目的語(<人>又は<物>)が文の主語と異なる場合は、これをを主語にした書き換えには注意が必要です。
It is impossible for me to do so. <=> I am unable[not able] to do so.
≠ I am impossible to do so.(構文自体は可能だが、意味が「そうする事が我慢できない」となる)
to不定詞だけでなく前置詞の目的語がIt is〜to do構文のitの位置に繰り上がる構文はtough構文又は循環構文とも呼ばれ、不可能・難易等を意味する dangerous/difficult/easy/hard/toughなどの形容詞でよく現れる構文です。
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