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>ここでなぜ動名詞であるwashingを使用せず、原形であるwashを使用するのでしょうか?
これについては、Fukuchan さんの[#6277]の通りだと思います。
>1つの文章中に動詞は二つ置けないはずでは?
そんなことありません。まず、文章というのは、文が集まったものですから、たとえば、1,000語とかのエッセイが文章です。文章の中に2つ動詞を置けないということはありません。おそらく、あなたが言いたかったのは、「文」のことだと思います。それじゃ、文の中に動詞は2つ置けないかというと、答えはいくらでも置けます――、となります。文には、単文・重文・複文があって、単文では動詞は1つしか置けません。が、重文や複文はいくつでも置けます。その前に動詞という用語は誤解を招きやすいので、述語動詞という用語を使います。つまり、
Seeing is believing.
や
To see is to believe.
では、述語動詞は、is であって、seeing や to see のようなものは述語動詞でも動詞でもないということです。動詞でもないということは、名詞か形容詞か副詞ということですが、ここでは名詞になっています。
この問題文だって、
[All ←((that) you have to do)] is [(to) wash the dishes ...].
名詞=名詞という形をしたSVCの文です。All も to wash ...も名詞用法です。that you have to do という形容詞節があるので、述語動詞が2つになっているのです。
●節の数+1=述語動詞の数
ということができます。なぜ1を足すかというと、文というのは節と単文からできているからです。あるいは、従属節と主節と言ったほうがわかりやすいかもしれません。
おそらく「1つの文章中に動詞は二つ置けないはずでは?」というのは、is wash の2つのことだと思いますが、wash は to wash のことなので、動詞ではありません。だから、ここでは、かまわないのです。
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