比較

解説/ 基本問題/ 標準問題/ 発展問題/

解説

比較はかなり難しいところです。難関高校を受験する人は、かなりくわしいことまでやっている人もいますが、比較はあまり詳しくやってしまうと、かえって混乱することがあります。たとえば、入試対策として、塾などで、「山口英文法抗議の実況中継」(語学春秋社)をすすめられて勉強している人がいます。たしかにこの本はわかりやすくすばらしい本なのですが、あくまで大学入試用なので、くわしすぎます。
一例をあげると、比較級なら、no more than, not more than, no less than, not less than のちがいを詳しく説明してありますが、どの高校入試でもここまで出すところはないでしょう。
ここでは、中学で習っていることに加えて、難関高校入試対策として、以下のようなことを解説していきます。

(1) 最上級・原級・比較級の変換
(2) 慣用構文
(3) 倍数表現
(4) ラテン比較
(5) 同一人物についての比較
(6) 差の表現
(7) 何番目の表現
(8) as……as any 〜型

□問題

基本問題

My sweater is more expensive than yours, but (  ) my mother's. [大妻中野高]
(1)cheap less than (2)less cheaper than (3)less expensive than (4)expensive less than

標準問題

He has twice as many books as I.
= I have (  ) as many books as (  ).  [浅野高]

発展問題

かっこ内の指示に従って書き換えなさい。
No other city in Japan has so many bridges as Osaka.( Osaka ...) [大阪府大]




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