英語の文字はアルファベット26文字だけなので、日本語のように漢字を覚える必要がないのでラッキー、と思っている人がいるかもしれません。ひらがな、カタカナと漢字の違いは、ひらがな、カタカナは一度覚えてしまえば、どんな場合でも読めるのに対して、漢字は、いちいち覚えていかないといけないということです。だから、例えば、氷柱という漢字があっても、読めません。そんなとき日本語では、縦書きなら漢字の横に「つらら」ルビをふります。英語でも、辞書で、icicle という単語を引くと、その後に/aisikl/というような記号がのっています。これが発音記号というものです。学校ではあまり発音記号は勉強しませんが、必ず後々に役にたつので、覚えておいたほうがいいでしょう。やってみればそれほどむずかしいものではありません。
次の発音記号を読みなさい。
次は何を定義したものか、英語で答えなさい。
答え:(1) August
(2) Saturday or Sunday
(3) breakfast
(4) birthday
(5) library
(6) chair
(7) September
(8) breakfast
(9) rabbit
(10) shoulder
(12) garden
(13) elephant
(14) crane
(15) bathtub
(16) a large thin vegetable with a dark green skin and soft white inside
発音記号を英語に直す問題ですが、まだ1年生の1学期の時点では習っていない単語もあるので、2学期になってから挑戦してみてください。
英語のアクセント(強弱アクセント)を耳で聞き分ける練習問題。
英語の学習で何より大切なのは、発音です。正しい発音が身につけば、英語がぐんと楽しくなります。まずは[f]と[v]から始めて、日本語にはない音を自分で出せるようにするのですが、ほとんどの生徒は、[l]と[r]の発音ができません。特に、日本人にとっては[l]が難しいようです。どっちでもいいじゃないか、lice (シラミ)と rice (米)くらい文脈でわかるんだから、というかもしれませんが、その英語を聞いている者は、相手の間違った発音を頭の中で、「この人は今、毎朝、シラミを食べます、といったけど、そんなはずはないから、これは、米のことなのだろう」などと訂正しながら聞いているのは、結構、ストレスを感じます。
[l]の発音を文字で「舌を前歯の歯茎の根本あたりに押し付けたまま、舌の両側から息を出しながら声を出す」と書いてもなかなか理解してもらえないので、いろいろと動画を探してみたのですが、英語の発音の動画なのに、口元が大きく映っている動画はあまりありませんでした。そんな中で一番わかりやすかったのは、下の動画です。右下にある歯車のアイコンをクリックして、速度→0.5とすれば、スローモーションでネイティブスピーカーの口がいかに活発に動いているかわかります。字幕も出してみて、その文字が[l]のとき、舌の動きを観察してください。
ずばり英語の発音に特化したサイト。動画や図があり、耳と目で発音練習ができます。
発音記号について、かなりくわしく書いてあります。