Albert Einstein was by nature a rebel who enjoyed being unconventional. Whenever possible he dressed for comfort, not for looks. Externals meant little to him. In everything he sought simplicity. Science was his passion, and next to science music.
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Einstein ドイツ語の名前で、「アインシュタイン」と読む。アルバート・アインシュタイン(1879〜1955)はもちろん相対性理論を発表した理論物理学者のこと。「エインステイン」としていた和訳があったが、ドイツ語では、ei は、「アイ」と読む。たとえば、数字の123も、1 eins 「アインス」、2 zwei 「ツヴァイ」、3 drei 「ドライ」 by nature 生れつき、生来 rebel 反逆者、反抗者 unconventional 因習にとらわれない external(外部の)←→ineternal(内部の) sought seek の過去形、過去分詞形 passion 情熱
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Science was his passion and A Bとなって、あと、music が A か B の位置に入ることがわかる。「〜と」という日本語を考えてみてもわかるように、意味上、関連性があるものが来る。たとえば、反対の意味の言葉(上と下)や同じ意味の言葉(優しくて親切)のようになる。すると、music は、「科学」←→「芸術」という関連性があるので、
Science was his passion and music Bとなることがわかる。もちろん、music のあとには、was his passion が省略されている。
今回のポイントは、最後の文、Science was his passion, and next to science music. だけです。他の文にも大切なポイントがありますが、今回は、上記の文に絞って考えて見ます。したがって、この部分さえ正確に訳せていれば、10点ということにしました。
誤訳例にもありますが、「科学音楽」と訳している人がいます。(-_-;) そういう生徒に、「科学音楽」ってなに?と聞いて見ると、「さあ……?」と首をかしげます。ま、物理学者のアインシュタインのことを書いているので、科学的な音楽、そんなものがあるのでは、と思ったのかもしれませんが――。「ちょっとおかしいかな、と思ったけど、とにかく、書かないといけないから」という生徒もいます。――ま、たしかに、書かないよりはましですが、覚えておいてほしいのは、じぶんでちょっとおかしいかな、と思った訳文は、他人が読んだら、超おかしい、どころではなく、ほとんど意味不明だということです。―さらに―
残念ながら、お寄せいただいた和訳の中で、該当するものはありませんでした。
アルバート・アインシュタインは、生来、因習にとらわれない人だった。可能ならば、服装は、どう見えるかよりも快適かどうかで決めた。外見にはほとんどこだわらなかったのだ。何事にも単純さを求めた。科学が彼の情熱の対象であり、科学の次が音楽だった。(管理人・訳)
ポイント:rebel を「反逆者」とか「反抗者」とか訳してしまうと、かたすぎるので「人」としておいた。(ただし、実際の入試では「反逆者」などとしておいたほうがいいでしょう)それから、Science was his passion...は、「アインシュタインが情熱をそそいだのは、科学であり、そして、次に音楽だった」などと訳してもいいでしょう。
アルバート・エインステインは生まれつき反抗することを知らず、自由でいることを楽しんでいる人である。彼は着る者もいつも見た目ではなく、快適さ重視だ。他のことは彼にはまったく目に入らないのだ。どんなことにも彼は無邪気に取り組んだ。彼の苦手な教科は科学で、次が音楽だ。(mikiさん、高1)
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まずは、きちんと辞書を引きましょう。Einstein が物理学者のアインシュタインであることがわかれば、「彼の苦手な教科は科学で、次が音楽だ。」というようなまったく正反対の訳は出てこないはずです。それにしても、どうして、「苦手な教科」という訳がでてきたのか、不思議です。ここさえ訳せれば、よかったのですが……。
アルバート・アインシュタインは、型にはまらないことを楽しむ天性のへそ曲がりだった。可能な限りいつでも、彼は快適な服を着、見かけのよい服を着なかった。外見は彼にとってほとんど意味がなかった。何事においても、彼は簡素を求めた。科学は彼の情熱であり、ほとんど音楽のように楽しいものであった。 (愛媛おかんさん、社会人)
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たぶんこの訳は、Finishing it by 10 o'clock is next to impossible. 10時までにそれを仕上げるのはほとんど不可能だ。――のような next to = almost と取り違えたのだと思います。しかし、それにしては、「楽しいものであった」というはどこからきたのかわかりません。(><)
アルバート アインシュタインは生来、型にはまらないでいることを楽しむ反抗者であった。可能であればいつでも彼は、外見ではなく快適さに主眼をおいた服装をした。外見などは彼にとっては殆ど何の意味もなかった。全てにおいて彼は簡素さを追求した。科学は彼の情熱であり、科学という名の音楽とも言えるものであった。
(直己さん、社会人)
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next to の訳が見当たりません。やはり、「科学という名の音楽」はいただけません。下線部以外のところは、ほぼいいでしょう。細かいことですが、「殆ど」というような副詞はは「ほとんど」とひらがなで書いたほうがいいと思います。
アルバート・アインシュタインは生まれつき型にはまったことを嫌い、またそうしないことを楽しんでいた。いつでも出来るだけ彼は着心地の良いものを身につけ、見た目では選ばなかったのだ。彼にとって外観とはほとんど意味をなさないもので、全てにおいて簡素なものを捜し求めた。
科学は彼の情熱であった。そして科学音楽も。
(naokoさん、高3)
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典型的な誤訳です。出題した狙い通りの誤訳だったので、思わずうれしくなりました。(*^_^*)
参考:アルバート・アインシュタインは生来いました、略式なことを楽しんだ反逆者。可能な場合は常に、彼は外観のためにではなく気楽さのために正装しました。外部は、彼にほとんど意味しませんでした。すべてでは、彼が単純性を求めました。科学は彼の情熱および科学音楽への次でした。
(エキサイト翻訳)
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