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【555】9/10 れべる５合格です＞awaさん

管理人 - 04/9/14(火) -

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～添付ファイル～

・名前	： goukaku(12).gif
・サイズ	： 2.8KB

▼awaさん：
>▼管理人さん：
>>次の英文を和訳しなさい。
>>　 Science is based on careful observation and experiment by which scientists can construct theories that connect different experiences. They seek regularities in the workings of nature which hopefully reveal the fundamental laws that govern the behaviour of matter and forces. Central to this approach is the willingness of the scientist to abandon a theory if evidence is produced against it.　[大阪府大]
>
>

科学は慎重な観察と実験がもととなっており、それらによって科学者はいろいろな経験を結びつける理論を考えることが出来ます。
>彼らは自然による作用の中から、物質や力の働き方を支配する根本的法則を明らかにするであろう規則性を捜し求めています。
>ある理論に反する証拠が挙げられると、科学者はその理論を喜んで放棄するのが、この試みでの主要なものです。

Central to this approach の部分のCVSという倒置の解説を書こうと思っていたら、すっかり遅くなってしまいました。まだ、時間がかかりそうなので、とりあえず、訳例のみを先に――。

■総評■
文体についてですが、「科学は慎重な観察と実験がもととなっており、それらによって科学者はいろいろな経験を結びつける理論を考えることが出来ます」なっておりは、常体（である調）、出来ますは、敬体（ですます調）なので、ちょっとへんな感じがします。やはりこの文章の内容から考えて、常体で訳すのが普通ではないかと思います。

■間違い■

？この試み
――this approach は、ここでは、「研究方法」くらいが適当では？
？主要なものです。
――central は「核心」ということ。主要としてしまうと、ほんの少しですがずれているような気がします。

>第三文
>if evidence is produced against it
>
>これはthe willingness～を修飾してるんでしょうか。
>if～のときにabondonすると考えました。
>でもif節が名詞を修飾するのかよくわかりません。

if 節は、abandon を修飾しています。the willingness ...は、もともとは、The scientist is willing to abandon a theory ....という文を、willing を中心にして名詞化したものです。
the scientist is willing to abandon a theory if evidence is produced against it (=the theory).　という文にしてみると、is willing to abandon を１つの動詞とみてしまって、if 節がこれを修飾していると考えることもできます。
いずれにしても、「if節が名詞を修飾する」ということは、学校文法ではありません。（どこかでそのような例を見たような気がして、ちょっとこのへん、100%そう言いきれないのですが、とにかく、大学入試には不要な知識でしょう）

■訳例■
科学の基本は慎重な観察と実験であり、この２つにより、科学者はさまざまな経験を結びつける理論を構築することができる。科学者たちは、自然の働きの中に規則性を求め、うまくいけば、その規則性は、物質と力の作用を支配する基本的な法則を明らかにしてくれる。こういった研究方法の原則は、ある理論に反する証拠が提示されれば、その理論をすすんで捨てるという姿勢である。