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▼真理さん:
>「備わっている」ではなく「備わる」です。
思い違いでした。「備わっている」だと状態を表すことになるので、×にしたのですが、「備わる」なら動作なので、いいでしょう。×にしないことにします。ということは、9点ということで合格にしないといけないのですが、やっぱりこのレベルのをもう一度やってみてください。
>赤ん坊や子供に母親が話しかけるのも心理学では学習というらしいですが
???ちょっと意味がよくわかりません。しかし、たしかに、心理学では、「学習」を一般的な意味よりははるかに広い意味に使っています。例えば、料理をしていて熱いものを触って、思わず耳たぶを触るというのも学習の結果です。
>3)believersは the believersではないかと思えてなりません。ここも悩んだところです。なぜ無冠詞なのでしょうか。
念のため「2004年受験用全国大学入試問題正解」を見てみましたが、冠詞はありませんでした。ネット上にも、以下のページに同じ文が掲載されています。
http://global.yesasia.com/jp/PrdDept.aspx/pid-1002075945/section-books/code-w/did-5306/
まず、some of the students などといった、部分を表す of と混合はしていませんよね? some of --- の場合には、--- には「定」の名詞(定冠詞がついたり、them などの代名詞)が来ますが、even in the depictions of believers は定冠詞を入れる場合と入れない場合の両方の場合があります。違いは、これを書いた人の頭の中で believers が特定されていたかどうかです。the という定冠詞は、that が起源で、もともとは何かを指差していると考えてもいいと思います。指差せるということは特定の定まったものです。あるいは、丸で囲んで範囲を限定できるといったイメージで考えてもいいかもしれません。で、believers は、telepathy or mind control or the other obsessions of fringe science を信じる人ということでしょうが、これだけでどのような信奉者かはっきりと特定できるでしょうか? テレパシーだけではなく、透視もあるかもしれないし……、大体、fringe science があいまいな概念でどこからどこまでが fringe science とは言えないわけですから。
ということで、どうして無冠詞なのかを無理やり説明すると以上のようになります。
なお、今は受験が忙しく無理でしょうが、冠詞のことを分かりやすく説明してある本があります。「日本人の英語」「続・日本人の英語」 マーク・ピーターセン 岩波新書 という本ですが、大学に入ってからでも読んでみてください。
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