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【722】■8/10■
 管理人  - 06/2/1(水) -

引用する
   ■総評■
> 下から4行目pronoun from は pronoun formかと思いますが、間違いでしょうか。
ありがとうございます。直しておきました。

またもや遅くなってすみません。かなり長い文章で、そして、ちょっと毛色の変わった文章であるにもかかわらず、よく出来ています。次のレベルに進んでください。


■間違い■
×(6)b → c
○ <when it(= the relative pronoun) is the subject of its own clause> / it agrees <in number and person> ( 6 ) its antecedent
  (1) on (2) for (3) with (4) of
これは、agree が ( 6 ) its antecedent とつながっていることがわかれば、むずかしくないでしょう。
agree with 〜 in …「…で〜と一致する」の with と in の順序が変わっただけ。
The verb agrees with its subject in number and person.
動詞は数・人称が主語と一致する。


?ある理由
○減点はしませんが、「なんらかの理由」のほうがいいのでは?


×関係代名詞を想起させる動詞
○ that when it is the subject of its own clause it agrees in number and person ( with ) its antecedent, the agreement being visible not in the actual pronoun form ( but ) in the verb associated with it
の後半、意味上の主語がついた分詞構文ですが、ここは、つまり、
I know a man who lives in Tokyo.
I know a lot of people who live in New York.
のように、関係代名詞が主語のとき、関係代名詞はその先行詞と数や人称で一致するが、その一致は、関係代名詞に現れるのではなく、(つまり、関係代名詞はまったく同じ形)、その後の動詞(上の例では、lives / live)と一致するということ。
in the verb associated with it (=the relative pronoun) は、下線部が verb にかかっている過去分詞の形容詞用法。associate は「結びつけて考える」という意味だから、ここでは、「関係代名詞と結びつけて考えられる動詞」つまり、「関係代名詞が導く同士」とか「関係代名詞の後の動詞」くらいでいいのでは?


■構文■

The relative pronoun has peculiar difficulties of its own,
まず、「関係代名詞というものは、それ特有のむずかしさがある」、と述べています。

chiefly because it is not only ( a pronoun ) but also ( a conjunction ).
その難しさの原因はというと、「関係代名詞が、代名詞だけでなく接続詞でもあるということがそのおもな理由だ」

There are one or two simple facts
「1つか2つの単純な事実がある」

that are worth ( memorizing )
「覚えておく価値のある」

about its function and use ( in ) the sentence:
「文中において、それが(関係代名詞が)どのように機能したり、使われるのかについて」

以下、その事実が1つか2つではなく、4つ述べられています。

(1) that it always introduces ( an adjective );
  「関係代名詞は、常に形容詞(節)を導くこと」つまり、
I know a lot of people who live in New York.
の下線部の関係詞節は、先行詞を修飾する形容詞節だということ。


(2) that the noun (or pronoun) to which it relates is called its antecedent;
  「それ(関係代名詞)が表わしている名詞や代名詞は先行詞と呼ばれるということ」つまり、
I know a lot of people who live in New York.
の who = a lot of people であって、先行詞と呼ばれるということ。


(3) that it does not change for number, but has a personal (who, whom) and an impersonal form (which), as well as a common form (that);
 「それ(関係代名詞)は、数では変化しない」
この for number の for は理由を表わす前置詞。つまり、先行詞が a man でも a lot of people でも who で、これは単数形も複数形も同じだということ。
 「数では変化しないが、先行詞が人かものかによっては変化する」の部分は、not .... but が大切。

(4) that when it is the subject of its own clause it agrees in number and person ( with ) its antecedent, the agreement being visible not in the actual pronoun form ( but ) in the verb associated with it. Difficulties arise over this agreement only when, for some reason, the antecedent itself is ( obscured ).
 「それが節の主語である場合には、その数や人称は先行詞と一致するということ」つまり、
I know a lot of people who live in New York.
において、 who は 関係代名詞節の主語になっているということ。そして、who はすなわち先行詞と同じなので、先行詞の数や人称が関係代名詞と一致するということ。


■訳例■
関係代名詞には、独自の難しさがいくつかあるが、そのおもな理由は、関係代名詞が単に代名詞であるだけでなく、接続詞でもあるからだ。関係代名詞の文中における機能と役割について、覚えておくべき単純な事実がいくつかある。すなわち、関係代名詞はつねに形容詞節を導くということ、それが表している名詞(または代名詞)が先行詞とよばれるということ、関係代名詞は数では変化をしないが、人を表す形(who, whom)と物を表す形(which)、そして、そのどちらでも表す形(that)があるということ、関係代名詞が、その節の中で主語になっている場合には、その数や人称は先行詞と一致するということ、ただし、その一致は、関係代名詞の実際の形の上でわかるのではなく、関係代名詞が導く動詞の形の上で目に見える形になるということ。この一致をめぐって難しい点が生じるが、それは何らかの理由によって先行詞そのものがはっきりしない場合だけだ。

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【85】レベル7 次の文の空所に補うべき最も適当な 管理人 04/3/11(木) レベル7
┗ 【718】Re:レベル7 次の文の空所に補うべき最も適当... 真理 06/1/21(土)
┗ 【722】■8/10■ 管理人 06/2/1(水)
┗ 【724】有難うございました 真理 06/2/1(水)

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