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▼dogさん:
>▼管理人さん:
>>▼dogさん:
>>>▼管理人さん:
>>>>Without the stimulus of poverty and amibition he would never have reached success.
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>>>貧乏と野望という刺激がなければ、人は成功をつかむことはないだろう。
>>
>>2箇所おかしいところがあるので、自分で考えて訂正してみてください。
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>貧困と野望という励みがないなら、人は決して成功をつかむことはないだろう。
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>お願いします。
■間違い1
人は決して成功を
he を「人」と訳してありますが、これは間違い。he がそれより左の文で「人」と出ていて(たとえば以下の文のように)、それを受けているのなら、「人」と訳してもかまいませんが、ここはそのような文脈が与えられていないので、「彼は」と訳すべきでしょう。
Man is no more than a reed, the weakest in nature. But he is a thinking reed. --Blaise Pascal (1623-62): Pensees
人間は一本の葦に過ぎない。自然の中で最も弱い存在だ。しかし、人間は考える葦である。 ―ブレーズ・パスカル (1623-62): 『パンセ』
■間違い2
決して成功をつかむことはないだろう。
仮定法の基礎(仮定法過去と仮定法過去完了)がわかっていません。具体的には、would ... have reached の部分の時制が間違っています。would ... have reached のように、助動詞の過去形+have Vp.p.(過去分詞形)が出てくると、今のことでも、未来のことでもなく、過去のことを言っているわけです。だから、決して成功しなかっただろう。となります。
どうして、×「決して成功をつかむことはないだろう」ではだめなのかというと、この訳では、彼はまだ成功も失敗もしてないという意味になります。しかし、英文の意味は、彼は、すでに成功しているわけです。その成功の原因が、「貧乏と野心という刺激」だったわけです。彼にはそれがあったので、成功できたのですが、もし、仮に「貧乏と野心という刺激」がなかったとしたら、彼に成功はなかっただろう、とそういっているわけです。
大学入試の和訳問題というのは、文法問題だということをお忘れなく。文法書で、仮定法のところを調べてみてください。
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If I had left home at seven, I would have been in time.
もし7時に家を出ていたら、間に合っただろうに。
合っているので言うまでもありませんが、the stimulus of poverty and amibition の of は、the stimulus = poverty and amibition という意味を表すいわゆる同格の of です。A of B で「B という A」とふつう訳します。
■訳例
貧乏と野心という刺激がなかったら、彼は決して成功しなかっただろう。
また、同じレベルの別の問題にトライしてみてください。
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