▼真理さん:
> 自然に関してであるが、古代人はとても弱く自然はとても強かったので人類は自然の奴隷といってもよい状態におかれた。それゆえ、古代人が、自分たちの、自然に対する相対的位置が逆転している未来、つまり、人が主人で自然が奴隷である時代を夢見たことはもっともなことであった。
> 人類はすでに自然に対し強制できないことはほとんどないという段階に達しているが、しかし、苦い経験から、人間が人間を完全に制御してはじめて自然を意のままにできるのだということを理解しつつある。
■間違い■
自然に関してであるが(?)、古代人はとても弱く自然はとても強かったので人類は自然の奴隷といってもよい状態におかれた。それゆえ、古代人が、自分たちの、自然に対する相対的位置が逆転している未来、つまり、人が主人で自然が奴隷である時代を夢見たことはもっともなことであった。
人類はすでに自然に対し強制できないことはほとんどないという段階に達しているが、しかし、苦い経験から、人間が人間を完全に制御してはじめて自然を意のままにできるのだということを理解しつつある。
?自然に関してであるが、
もう少しなんとかなりませんか?
×古代人
辞書によると、古代とは――、時代区分の一。原始時代に続き、中世封建時代に先行する時代。世界史的には、階級と国家が発生し、普遍的な文明が花開く段階で、ギリシャ・ローマや秦・漢を典型とする。日本史では、一般に大和朝廷の時代から奈良・平安時代までをさす。
――となっています。early man を古代人とするのは間違い。「古代人はとても弱く自然はとても強かったので」とすると、古代人ではない北京原人などの原人は強かったのか?ということになるのでは?
>should無しだとhe have dreamedですが大過去にするためにshould have dreamed にしてあるのだと見ました。自信はありません。
It was natural ... that he should have dreamed ...
これは、It is strange/ natural/odd/surprising/amazing/absurd/a pity/no wonder/ that S should V XX のいわゆる「感情」を表すshould です。
それから、should have dreamed となっているのは、過去の代用の have Vp.p. です。以下の例文を参考にして、考えてください。
It's a pity that he leaves Japan so soon.
彼がそんなに早く日本を発つことは残念なことだ。
=It's a pity that he should leave Japan so soon.
彼がそんなに早く日本を発つとは残念なことだ。
It's a pity that he left Japan so soon.
彼がそんなに早く日本を発ったことは残念なことだ。
=It's a pity that he should have left Japan so soon.
彼がそんなに早く日本を発ったとは残念なことだ。
> wouldは単純未来の willの時制の一致とみました。これでよいでしょうか。
そのとおりです。
×人間が人間を完全に制御してはじめて自然を意のままにできるのだということを理解しつつある。
ここは完全に誤訳。
もう一度、訳して、that nature cannot be enslaved without enslaving ourselves. の具体例を1つ書いてみてください。