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【557】レベル5 As you are reading these words [奈良女子大] 管理人 04/9/14(火) 一応終了しましたが、質問があれば投稿してください。
┗ 【563】Re: As you are reading these words 真理 04/9/15(水)
┣ 【567】Re: As you are reading these words 管理人 04/9/16(木)
┃┗ 【573】Re: As you are reading these words 真理 04/9/19(日)
┃┗ 【584】■訳例■ 管理人 04/9/21(火)
┃┗ 【585】2点質問です 真理 04/9/22(水) 質問
┗ 【592】■8/10■ 管理人 04/9/25(土) がんばれ、がんばれ
┗ 【593】質問他 真理 04/9/25(土) 質問
┗ 【594】無冠詞 管理人 04/9/25(土)
┗ 【595】有難うございました。 真理 04/9/26(日) 解決

【557】レベル5 As you are reading these words...
一応終了しましたが、質問があれば投稿してください。  管理人  - 04/9/14(火) -

引用する
   次の文章の下線部を和訳せよ。
  As you are reading these words, you are taking part in one of the wonders of the natural world. For you and I belong to a species with a remarkable ability: we can shape events in each other's brains with exquisite precision. I am not referring to telepathy or mind control or the other obsessions of fringe science*; even in the depictions* of believers these are blunt instruments compared to an ability that is uncontroversially present in every one of us. That ability is language. Simply by making noises with our mouth, we can reliably cause precise new combinations of ideas to arise in each other's minds. The ability comes so naturally that we are apt to forget what a miracle it is. [奈良女子大]

注 *fringe science 疑似科学 *depiction<depict to describe something, especially in writing or pictures

【563】Re: As you are reading these words
 真理  - 04/9/15(水) -

引用する
      真理 高3

 

単に口をつかって音を発するだけで、様々な
考えを正確かつ新たに組み合わせるという行為
を、互いの頭のなかで確実に行わせることがで
きる。その能力はあまりにも自然に備わるので
それがどれほどの奇跡なのかを忘れてしまいが
ちである。



 cause   to の部分を直訳すると不自然と思い
多少変えました。やりすぎでしょうか。

【567】Re: As you are reading these words
 管理人  - 04/9/16(木) -

引用する
   ▼真理さん:
>    真理 高3
>
> 

単に口をつかって音を発するだけで、様々な
>考えを正確かつ新たに組み合わせるという行為
>を、互いの頭のなかで確実に行わせることがで
>きる。その能力はあまりにも自然に備わるので
>それがどれほどの奇跡なのかを忘れてしまいが
>ちである。


>
> cause   to の部分を直訳すると不自然と思い
>多少変えました。やりすぎでしょうか。

採点するのに微妙な訳ですね。ちょっと考えさせてください。
で、その間、この問題の下線部以外のところも訳して投稿してください。

【573】Re: As you are reading these words
 真理  - 04/9/19(日) -

引用する
     

これらの語句を読んでいるときは、自然界の驚異の一つに加わっているのだ。というのは、あなたも私も驚くべき能力を持った種に属しているのだから。すなはち、人は抜群の正確さでお互いの脳のなかに事柄を描くことができるのだ。
私はテレパシーやマインドコントロールやその他疑似科学にまつわるもののことを言っているのではない。信奉者を描写するときでさえもそれらは、議論の余地なく誰もが持っているある能力に比べては使い勝手の悪い道具なのだ。その能力とは言
語である。




>> 単に口をつかって音を発するだけで、様々な
>>考えを正確かつ新たに組み合わせるという行為
>>を、互いの頭のなかで確実に行わせることがで
>>きる。その能力はあまりにも自然に備わるので
>>それがどれほどの奇跡なのかを忘れてしまいが
>>ちである。
,even以下は難しかったです。自信なしです。

                真理</p>

【584】■訳例■
 管理人  - 04/9/21(火) -

引用する
   ▼真理さん:
>  

これらの語句を読んでいるときは、自然界の驚異の一つに加わっているのだ。というのは、あなたも私も驚くべき能力を持った種に属しているのだから。すなはち、人は抜群の正確さでお互いの脳のなかに事柄を描くことができるのだ。
>私はテレパシーやマインドコントロールやその他疑似科学にまつわるもののことを言っているのではない。信奉者を描写するときでさえもそれらは、議論の余地なく誰もが持っているある能力に比べては使い勝手の悪い道具なのだ。その能力とは言
>語である。


>
>
>>> 単に口をつかって音を発するだけで、様々な
>>>考えを正確かつ新たに組み合わせるという行為
>>>を、互いの頭のなかで確実に行わせることがで
>>>きる。その能力はあまりにも自然に備わるので
>>>それがどれほどの奇跡なのかを忘れてしまいが
>>>ちである。
> ,even以下は難しかったです。自信なしです。
>
>                真理</p>


>,even以下は難しかったです。自信なしです。
たしかに、ちょっとややこしいですね。in the depictions* of believers の部分を誤解しています。of は「信奉者描写する」ではなく、そのような怪しげな疑似科学の信奉者がテレパシーやマインドコントロールのことを話す、その話の中でさえも、ということです。つまり、いくらテレパシー(精神感応)がすごいといっても、人間に備わっている言語を使えば地球の裏側にいる人の考えも分かるし、大昔の人の考えもその著作を読めば、かなり正確にわかるわけだから、テレパシーなんてすごいことでもなんでもないといいたいわけでしょう。

■訳例■
口で音を出すだけで、お互いの頭に正確に新しいアイデアの組み合わせを確実に生じさせることができる。この能力は、あまりに自然に生じるので、それがどれほどの奇跡であるかを、われわれは忘れがちである。

■全訳■
この文章を読んでいるあなたは、自然界の驚異のうちの1つを体験していることになる。というのも、あなたと私が属している種は、はすばらしい能力―申し分のない正確さをもって、出来事をお互いの脳で共有できる能力――を持っているからだ。私は、テレパシーやマインドコントロールや疑似科学のもろもろの妄想のことを言っているのではない。そういったものの信奉者の話でさえ、間違いなくわれわれに備わったこの能力と比べれば、(テレパシーやマインドコントロールなどは)使い物にならない道具なのである。この能力こそ言語である。口で音を出すだけで、お互いの頭に正確に新しいアイデアの組み合わせを確実に生じさせることができる。この能力は、あまりに自然に生じるので、それがどれほどの奇跡であるかを、われわれは忘れがちである。

採点のほうは明日まで待ってください。

【585】2点質問です
質問  真理  - 04/9/22(水) -

引用する
   (1) ,even・・・・のところは

   and even in the depictions of believers,these・・・
   と考えてよいのですね。

(2) ofはオブジェクトofと思いましたが違うのですか。
   depictionは他動詞起源かと見たのですが。これの
   見分け方はありますか。

【592】■8/10■
がんばれ、がんばれ  管理人  - 04/9/25(土) -

引用する
   ▼真理さん:
>

単に口をつかって音を発するだけで、様々な考えを正確かつ新たに組み合わせるという行為を、互いの頭のなかで確実に行わせることができる。その能力はあまりにも自然に備わるのでそれがどれほどの奇跡なのかを忘れてしまいが
>ちである。



■総評■
遅くなって申し訳ないです。質問のほうも、ここにまとめて書いておきます。

■間違い■
×様々な考えを正確かつ新たに組み合わせるという行為を、互いの頭のなかで確実に行わせることができる

>cause   to の部分を直訳すると不自然と思い多少変えました。やりすぎでしょうか。
まず、we can ... cause precise new combinations of ideas to arise ...
この部分は、
we can shape events in each other's brains with exquisite precision.
と同じことを言っていることを押させておきましょう。
次に cause の基本的な意味ですが、
―― cause は事柄の因果関係を示す語で、「ある出来事・事態が原因となり、別の出来事・事態を結果として生み出す」が中核的意味。原因が主語、結果が目的語の S cause O の型、および O を分析的に表した S cause O to do の型で用いられる。
The traffic jam caused him to be late.
交通渋滞のために彼は遅れた。
――英語基本動詞辞典 小西友七・著より
のように、cause は無生物主語構文で使われるものですが、この
Simply by making noises with our mouth, we can reliably cause precise new combinations of ideas to arise in each other's minds
では、we を原因と考えるのではなく、以下のように考えてもいいのでは?
原因 we が Simply by making noises with our mouth すること
結果 precise new combinations of ideas が in each other's minds で to arise(生じる)と考えればいいでしょう。
そこで、あなたの訳ですが――、
「単に口をつかって音を発するだけで、様々な考えを正確かつ新たに組み合わせるという行為を、互いの頭のなかで確実に行わせることができる」とありますが、ようするにここで言いたいことは、言葉によって、話し手の頭の中にあるもの(ideas)が、聞き手の頭の中に伝わるということを言いたいわけです。あなたの訳は、言葉が「様々な考えを組み合わせてくれる」と読めますが、組み合わせるに力点が置かれてしまっています。英語の力点は、to arise にあります。それから、「行為」にあたる英語は書かれていません。
和訳で文の構造を変えるのはある程度しかたがないことですが、もし、英語と同じ構造で書いても日本語として通じる場合には、そうしたほうが採点者にすると採点しやすいので、そうしたほうがいいでしょう。

×備わっている
――The ability comes so naturally 言語能力は学習によって獲得するものなので、備わっているとはいえないのでは?

> (1) ,even・・・・のところは and even in the depictions of believers,these・・・と考えてよいのですね。
その通りです。

>(2) ofはオブジェクトofと思いましたが違うのですか。depictionは他動詞起源かと見たのですが。これの見分け方はありますか。
これは考え直しましたが、当方の間違いです。最初、あなたの訳の「信奉者を描写するときでさえもそれらは、議論の余地なく誰もが持っているある能力に比べては使い勝手の悪い道具なのだ」というのを読んで、下線部はどうしてもおかしいなと思ったので、depiction of believers を V of S だと考えてしまいました。こうすると、「信奉者が(テレパシーのことなどを)話す」となります。しかし、やはり文法的に、これは、V of O の関係ですよね。つまり、第三者がそういったテレパシーやマインドコントロールの信奉者のことを話す、その話でさえも、ということです。ただ、「信奉者を描写する」と動詞に戻して訳すよりも、そのまま、信奉者の描写、または、信奉者の話としたほうがいいと思いますが。

【593】質問他
質問  真理  - 04/9/25(土) -

引用する
   we を原因と考えるのではなく、以下のように考えてもいいのでは?
>原因 we が Simply by making noises with our mouth すること
>結果 precise new combinations of ideas が in each other's minds で to arise(生じる)と考えればいいでしょう。

 なるほど納得です。

>×備わっている
>――The ability comes so naturally 言語能力は学習によって獲得するものなので、備わっているとはいえないのでは?
 「備わっている」ではなく「備わる」です。
 実はこれは考えてしまったところです。comeは
到着地まで含む語なので「私たちに到着する」と
考えました。
 赤ん坊や子供に母親が話しかけるのも心理学で
は学習というらしいですがここでは『そんなにも
自然にcome』と言っているのでそこまで踏み込ん
でいないと思います。
 「生ずる」が良いのですね。

3)believersは the believersではないかと思え
 てなりません。ここも悩んだところです。なぜ
 無冠詞なのでしょうか。

 よろしくお願い申し上げます。 真理

【594】無冠詞
 管理人  - 04/9/25(土) -

引用する
   ▼真理さん:
>「備わっている」ではなく「備わる」です。
思い違いでした。「備わっている」だと状態を表すことになるので、×にしたのですが、「備わる」なら動作なので、いいでしょう。×にしないことにします。ということは、9点ということで合格にしないといけないのですが、やっぱりこのレベルのをもう一度やってみてください。

>赤ん坊や子供に母親が話しかけるのも心理学では学習というらしいですが
???ちょっと意味がよくわかりません。しかし、たしかに、心理学では、「学習」を一般的な意味よりははるかに広い意味に使っています。例えば、料理をしていて熱いものを触って、思わず耳たぶを触るというのも学習の結果です。

>3)believersは the believersではないかと思えてなりません。ここも悩んだところです。なぜ無冠詞なのでしょうか。
念のため「2004年受験用全国大学入試問題正解」を見てみましたが、冠詞はありませんでした。ネット上にも、以下のページに同じ文が掲載されています。
http://global.yesasia.com/jp/PrdDept.aspx/pid-1002075945/section-books/code-w/did-5306/
まず、some of the students などといった、部分を表す of と混合はしていませんよね? some of --- の場合には、--- には「定」の名詞(定冠詞がついたり、them などの代名詞)が来ますが、even in the depictions of believers は定冠詞を入れる場合と入れない場合の両方の場合があります。違いは、これを書いた人の頭の中で believers が特定されていたかどうかです。the という定冠詞は、that が起源で、もともとは何かを指差していると考えてもいいと思います。指差せるということは特定の定まったものです。あるいは、丸で囲んで範囲を限定できるといったイメージで考えてもいいかもしれません。で、believers は、telepathy or mind control or the other obsessions of fringe science を信じる人ということでしょうが、これだけでどのような信奉者かはっきりと特定できるでしょうか? テレパシーだけではなく、透視もあるかもしれないし……、大体、fringe science があいまいな概念でどこからどこまでが fringe science とは言えないわけですから。
ということで、どうして無冠詞なのかを無理やり説明すると以上のようになります。

なお、今は受験が忙しく無理でしょうが、冠詞のことを分かりやすく説明してある本があります。「日本人の英語」「続・日本人の英語」 マーク・ピーターセン 岩波新書 という本ですが、大学に入ってからでも読んでみてください。

【595】有難うございました。
解決  真理  - 04/9/26(日) -

引用する
   有難うございました。お手数かけました。

                  真理

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