|
英文和訳でしてはいけないことを列挙しておきます。
(1)正しい訳を心がける
上手な訳よりも、正しい訳をすること。「意訳」と称して、英文にないことまで作文する人がいるが、これは誤訳であることがほとんど。大学入試では、上手な訳や名人芸と言われるような高度な和訳を求めているわけではありません。
(2)英文に書いてあることを訳す
当然のことですが、和訳するように指定された英文に書いてある単語、語句は、すべて和訳中に反映すべき。[#621]もそのような間違いですが、いったん和訳ができたら、英語と日本語訳とを単語や連語レベルで、訳出してあるかどうか1つずつチェックしたほうがいいでしょう。
(3)英文に書いてないことは訳さない
英文には書いてないことを和訳で補ってみたり、( )を使って別の訳を書いてみたり、自分で勝手に想像して作文しないこと。
(4)単語の意味がわからなくても空欄にしない
難しい単語の意味がわからなくても、空欄にするのは最悪。かならず、その前後にヒントがあるはず。その単語を言い換えてあったり、説明してあったり……。どうしてもわからなかったら、名詞なら「こと」か「もの」にしておけばいいでしょう。
以下、また思いついた時に書き足していく予定です。
その他の和訳のヒントは、[#?和訳のヒント]から――
|
|