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次の文を読んで下線の問いに答えなさい。
地震大国と言われる日本は、これまでに何度も、数多くの死者・行方不明者を出す大地震に見舞われている。(1)地震は頻繁に起こっているものの、その多くはマグニチュードが小さいために体に感じることはない。地震予知への期待が大きいのは当然であるが、岩盤(プレート)が地震直前にすべり始めるのが観測できた場合に限られるために、余地は極めて困難とされる。
日本にはわかっているだけで2000以上の活断層がある。これ以外にも多くの活断層が地下に眠っている。1995年の阪神大震災は、活断層のずれによって起きた直下型地震で、未曾有うの大災害をもたらした。(2)いつ、どこであのような巨大地震が起きるかを正確に予知するのは不可能であっても、できる限りの備えをしておくことは必要である。そうすることにより、多くの貴重な人命が救われるのだ。
問1 下線部(1)を英訳しなさい。
問2 下線部(2)を英訳しなさい。
――宮城教育大学 前期日程 (2月25日実施)――2005年
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