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【4220】私たちがことばで [大阪大学 英訳 2006] 管理人 07/1/11(木)

【4220】私たちがことばで [大阪大学 英訳 2006]
 管理人 E-MAILWEB  - 07/1/11(木) -

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   次の日本文(A)と(B)の下線部の意味を英語で表しなさい。ただし、(B)では、文学部の志願者は(イ)を、文学部以外の学部の志願者は(ロ)を選んで解答しなさい。
(A)(すべての学部の志願者)
 私たちがことばで何かを表現しようとする場合、基本的には話すか各課のどちらかということになるが、話すときには相手の存在が直接意識されているのに対して、文章を書くのは一人きりの営みというイメージが強い。しかし、レポートであれ手紙であれ、私たちが何かを書くときには、意外に複雑な会話が行われている。なぜなら、文章を書くという行為には、誰かとの会話だけでなく、自己との対話がかならず含まれているからである。
(B)
(イ)(文学部の志願者のみ)
日本人は外国人たちが自分のことをどう見ているかについては、おおむね無知なまま過ごしてきた。その理由は簡単で、日本人が、外国語で書かれた日本についての書物を、なかなか読んでみようとはしないからである。日本のことについてなら、日本語で読めばよい。どうしてわざわざ英語で、あるいはフランス語で、辞書を片手に手間ひまかけて読む必要があるのだろうか、というわけである。
(ロ)(文学部以外の学部の志願者)
 あなたは右手あるいは左手のどちらかの手で字を書いているという単純な理由で、右利きだとか左利きだとか思いこんでいないでしょうか。しかし、たいていの人は、右利きと左利きの中間にいると言えます。これまでずっと右手で書いてきた人が、本当は、左手で用事を済ませていることの方が多いのに、それに気づいていないだけということも大いに考えられるのです。
――大阪大学 前期日程 2月25日実施)――2006年

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