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Read the following article which express another point of view about the future of our world, and answer the question (1)〜(3) in English sentences.(配点30点)
環境省は、地球温暖化が進んだ地球の姿を描いたハリウッド映画「デイ・アフター・トゥモロー」について、試写会を小池環境相自ら主催するなど、異例のPR作戦に乗り出した。(科学部 杉森純)
今月5日に封切られるこの映画は、地球温暖化によって暖かくなった地球が一転、凍結するという筋書き。環境省は31日、主演のデニス・クエイドさんや監督のローランド・エメリットさんらに要請し、小池環境相への表敬訪問を演出。小池さんも、映画の一場面を使った同省の「環境月間」用ポスターを手に、「映画は私の何千の言葉より、地球を守る大切さを訴える」と述べ、映画の広報担当を演じて見せた。
温暖化というと、百年後に気温が最高5.8度上がり、海面が同88センチ上昇するという説明が多い。だが東京大学の山形俊男教授は「温暖化は単に冬が暖かくなるのではなく、気候が質的に変化する」と指摘する。
実際、約1万2千年前に最後の氷河期が終わり、地球が徐々に暖かくなっていたころ、地球は再び寒冷化に転じ、その状態が約千年間続いたこともある。地球の凍結は、温暖化で北極や南極の氷が大量に溶け、世界の海を2千年かけて巡っている海水の大循環が急激に弱まるからだという。
映画封切り日は「環境の日」の5日に合わせた。同省は、映画鑑賞の前後でこの問題への意識がどう変化するか、アンケート調査も行う。 (2004年6月1日、読売新聞より)
(1) What does Professor Yamagata say about the greenhouse effect?
(2) According to the article, why is it possible that in the future the Earth will feeze over?
(3) According to the article, what is the purpose for conducting the questionaire before and after watching the movie?
――公立はこだて未来大学 前期日程 (2月25日実施)――2005年
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