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【8616】It's high time 過去形〜.について サトシ 07/3/18(日) 質問
┗ 【8617】Re:It's high time 過去形〜.について 管理人 07/3/18(日)
┗ 【8626】Re:It's high time 過去形〜.について サトシ 07/3/19(月) 質問
┗ 【8630】Re:It's high time 過去形〜.について M.Hoshi 07/3/20(火)
┗ 【8631】Re:It's high time 過去形〜.について サトシ 07/3/21(水)
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【8616】It's high time 過去形〜.について
質問  サトシ  - 07/3/18(日) -

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   It's already eleven. It's high time you (  ) in bed.  [センター]
(1) are (2) have been (3) were (4) will be 

の問題の解説についておしえていただきたいことがあるのですが、


>まず、実際には、娘は、ベッドの中にいないわけです。起きているわけです。だから、実際にいるという意味の(1) are と (2) have been は×になります。

について、are と have been では実際にいるという意味になるとはどういうことなのでしょうか?
過去形にするとわかってはいても、どうして過去形にしなくてはいけないのか理解できずにいるのでおしえてください。

【8617】Re:It's high time 過去形〜.について
 管理人 E-MAILWEB  - 07/3/18(日) -

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   ▼サトシさん:
>It's already eleven. It's high time you (  ) in bed.  [センター]
>(1) are (2) have been (3) were (4) will be 
>
>の問題の解説についておしえていただきたいことがあるのですが、
>
>
>>まず、実際には、娘は、ベッドの中にいないわけです。起きているわけです。だから、実際にいるという意味の(1) are と (2) have been は×になります。
>
>について、are と have been では実際にいるという意味になるとはどういうことなのでしょうか?

説明不足だったかもしれません。これは、つまり、
You (are) in bed.
You (have been) in bed.
のように、この部分だけを独立させて考えてください。こうすると、今、実際にベッドにいるという意味です。しかし、そうではないのですから、空所に現在形や現在完了はそぐわないということです。分かりにくければ、また投稿してください。

【8626】Re:It's high time 過去形〜.について
質問  サトシ  - 07/3/19(月) -

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   You (are) in bed.
あなたはベッドの上にいる。

You (have been) in bed.
あなたは(今まで)ベッドの上にいた。

訳すとこうなるのでしょうか。

しかし

You (ware) in bed.
あなたはベッドの上にいた。

過去形では実際に以前ベッドの上にいた事になりませんか?
そう考えると過去形もそぐわない気がしますし、過去形と完了形の違いがよくわからないです。
そのあたりの整理がつきません。

【8630】Re:It's high time 過去形〜.について
 M.Hoshi  - 07/3/20(火) -

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   ▼サトシさん:
>You (are) in bed.「あなたはベッドの上にいる。」
>You (have been) in bed.「あなたは(今まで)ベッドの上にいた。」
>訳すとこうなるのでしょうか。しかし
>You (ware) in bed.「あなたはベッドの上にいた。」
>過去形では実際に以前ベッドの上にいた事になりませんか?
>そう考えると過去形もそぐわない気がしますし、過去形と完了形の違いがよくわからな
>いです。そのあたりの整理がつきません。

正直自信は余りありませんが、私は以下のように理解しています。すなわち
It is (It's) (high/about) time [to do / for O to do /(that) S + V]
と言う表現は、「(まさに/そろそろ)〜してもよい頃だ」と言う意味を表す一種の慣用表現であり
◆話し手が「問題としている事柄が、最後に成されてから長い時間が経っている」と感じ
◆話し手が「その問題としている事柄を相手に今・又は直ぐにすべきである」と暗示・提案・又は(やわらかい)命令する
事を言い表すニュアンスを持つ表現である、ということです。
したがって、その問題となる事柄は「It should already have been done」= 「既に成されるべきであったが実際にはなされなかった」のであり、また「I want you to the thing in question, and that now/soon.つまり「その事をあなたにやってもらいたい。それも急いで」というニュアンスを持っているといえます。その事柄は今はまだ成されておらず、将来やるべき内容であるがゆえにthat節内は”非現実・想像”の意味を醸し出すため便宜上”仮定法”の動詞が(”過去形”で)使われることがあるのだと思います。
(学校文法又は受験用の参考書ではほぼ100%このwereは”仮定法のwere”と説明してあるようですが、私は”直説法の過去形”であるという理解の方がより正確だろうと考えます)
重要なのはIt is time [(that) S + V]と言う構文においては
◆that節内の動詞は過去形が原則である
◆原形・現在形が使われる事もある
◆1人称主語の過去形は原則wereでなくwasである
と理解すべきだと思います。

参考;googleでの使用例を見てみると、should be/areなどの原形/現在形も使われることも有るようです。

【8631】Re:It's high time 過去形〜.について
 サトシ  - 07/3/21(水) -

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   現在形で使われることもあるのですね、初めて知りました。

なんとなくにわかった気もするのですが、やはり過去形になるというところが納得いきません。
便宜上仮定法とされる、というところは理解できました。
でもなぜその仮定法が実際は過去形となるのでしょうか。
それともそこは文法の歴史上 そういうもの とでもなっているのでしょうか。

【8632】Re:It's high time 過去形〜.について
 M.Hoshi  - 07/3/21(水) -

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   ▼サトシさん:
>現在形で使われることもあるのですね、初めて知りました。
>
>なんとなくにわかった気もするのですが、やはり過去形になるというところが納得いきません。
>便宜上仮定法とされる、というところは理解できました。
>でもなぜその仮定法が実際は過去形となるのでしょうか。
>それともそこは文法の歴史上 そういうもの とでもなっているのでしょうか。

It is time + (過去形)仮定法はなぜ過去形か?
 仮定法文法項目である。基本は「時制を1つずらす」ことにつきるのだが,これがきちんと理解できない人がいるようだ。
 なぜ時制を1つずらすのか。なぜ現在のことを言うのに過去形を用いるのか。以下の図解を見れば理解できるだろう。

過去形は言い換えれば「非現在」形である。赤丸で囲んだ現実・現在を基準にして,「現実・過去」にずれるのも,「非現実・現在」にずれるのも,「1つずれる」(これを丸数字の1で表現している)ことに違いない,という点で,どちらにも同じ過去形を用いる根拠があるのだ。過去完了形を「非現実・過去」を表すのに用いるのも,同じように理解すればよい。丸数字の2で表している2つの矢印に注目してほしい。
 

【8633】Re:It's high time 過去形〜.について
 M.Hoshi  - 07/3/21(水) -

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   >▼サトシさん:
>>現在形で使われることもあるのですね、初めて知りました。
>>
>>なんとなくにわかった気もするのですが、やはり過去形になるというところが納得いきません。
>>便宜上仮定法とされる、というところは理解できました。
>>でもなぜその仮定法が実際は過去形となるのでしょうか。
>>それともそこは文法の歴史上 そういうもの とでもなっているのでしょうか。
>

すみません。作成途中の回答を誤って送信してしまいました。以下に差し替えてください
>It is time + (過去形)の(過去形)の部分は”仮定法(過去)”とみなすのが説明上都合がいいので、ご質問の「仮定法はなぜ過去形か?」に絞って回答します。
尚、これはあるサイトの解答を抜粋したものです。

> 仮定法の文法項目の基本は「時制を1つずらす」ことにつきる。
> なぜ時制を1つずらすのか。なぜ現在のことを言うのに過去形を用いるのか。以下の図解を見れば理解できるだろう。
              過去<---2.---現在
”非現実”世界  ----------●----------●----------
                     ↑1.
        大過去<--2.--過去<--1.--現在            
”現実”世界 ------●--------●---------●----------
>
>過去形は言い換えれば「非現在」形である。赤丸で囲んだ現実・現在を基準にして,「現実・過去」にずれるのも,「非現実・現在」にずれるのも,「1つずれる」(これを丸数字の1で表現している)ことに違いない,という点で,どちらにも同じ過去形を用いる根拠があるのだ。過去完了形を「非現実・過去」を表すのに用いるのも,同じように理解すればよい。丸数字の2で表している2つの矢印に注目してほしい。
>

【8634】Re:It's high time 過去形〜.について
 サトシ  - 07/3/21(水) -

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   わかりやすい解説ありがとうございます。
たしかに時制を1つずらして考えるとよくわかりました。

It's high time 過去形〜.では”現実”世界に
仮定法では”非現実”世界に時制をずらすということでしょうか。

【8635】Re:It's high time 過去形〜.について
 M.Hoshi  - 07/3/21(水) -

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   ▼サトシさん:
>わかりやすい解説ありがとうございます。
>たしかに時制を1つずらして考えるとよくわかりました。
>
>It's high time 過去形〜.では”現実”世界に
>仮定法では”非現実”世界に時制をずらすということでしょうか。

It's high time 過去形〜.という構文では「もう〜してもいい頃だ」のように仮定法(過去)の”非現実世界での現在時制”のように訳し、現実世界の過去時制の「〜した時間だ」と訳してはならないという意味です。すなわち仮定法では直説法の過去時制動詞を非現実世界(仮想世界)の”現在時制”のように訳す必要があるという意味です。

【8636】Re:It's high time 過去形〜.について
 サトシ  - 07/3/21(水) -

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   なんかとんでもない勘違いをしてしまっていたようです。
ようやくわかりました。

しつこい質問に何度も答えていただきありがとうございました。

【8637】Re:It's high time 過去形〜.について
 管理人 E-MAILWEB  - 07/3/22(木) -

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   いつも質問にお答えいただきありがとうございます。ほんとうに助かっています。このところ忙しくて、この質問も途中で勝手にお任せしてしまった形になりました。

仮定法はややこしいですね。やりとりを読んで思ったのすが、いっそのこと、仮定法という用語はやめて、過去形には、現実用法(直説法)と非現実用法(仮定法)があるとしてしまったほうが分かりやすいのではと思いました。そもそも英語は、動詞の活用が極端に少ないので、動詞の形だけでは過去形なのか仮定法過去なのかわからないのですから、上のようにしたほうがすっきりするのでは、と思っています。また、このへんのことをどこかでまとめられればと思っています。

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