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【5811】教えて下さい。 asako 06/4/16(日) 質問
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【5811】教えて下さい。
質問  asako  - 06/4/16(日) -

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   何故この答えになるのかわかりません。

He plans to go to England (  ) his ability to speak English. [関西学院大]

1. so as to improve
2. for the purpose of improving
3. in order to improve
4. for improving   ←正解

よろしくお願いします。

【5812】問題再録
 管理人  - 06/4/16(日) -

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   問題を再録しておきます。for improving はどうして×なのかということですね。分かる方はお願いいたします。

=================
空所に入れるのに適切でないものを1つ選びなさい。
He plans to go to England (  ) his ability to speak English.  [関西学院大]
☆(1) for improving
(2) in order to improve
(3) so as to improve
(4) for the purpose of improving
<sage>

【5814】Re:問題再録
 M.Hoshi  - 06/4/17(月) -

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   消去法で行きますと、forを使って目的を言い表す定型表現としては選択肢(4)があるがゆえ、(1)は×であるというような気がします。
おそらく文法的にはfor improvingも間違いだという気がしませんが、設問はあくまでも”適切でないものを1つ選べ”ですから正解は(1)という結論になろうかと思います。

とはいえこれはあくまでも問題を解くための便法であって、じゃあなぜ×なのかというご質問には答えていませんので、以下その理由を考えてみました。

forが最もよく使われるのは確かに目的を表す為というのが直感的には正しい気がします。ただし目的以外にも例えば方向(〜行きの)/交換(〜と引き換えに)/その他(理由;〜なので 距離・期間;〜の間)のような意味もあり、また目的を表す場合であっても直接名詞を後続させるのではなく、the purposeのように目的を明確にする語句を置くことでそれ以外の意味を排除する事が出来るからだろうと思います。
また直接名詞を後続させる場合であってもimproveの場合はimprovementという立派な名詞がありますので、名詞の代わりにわざわざ動名詞improvingを持ってくる必要も無いのではないかと考えました。その意味ではforという前置詞は目的語として動名詞をとるのはあまり普通ではなく、名詞がある場合はまずは名詞を目的語にするのが無難なのではないでしょうか。
別の見方をすると、動名詞を名詞の代わりに使うというのが、動詞から派生した名詞というのが無くやむなく動名詞を使うというような緊急避難的な傾向があるのではないでしょうか。

どうも説明が上手くない気もしますし、どこか間違っている気もしますが、ご参考になれば幸いです。他の方もご意見がありましたらお願いします。

▼管理人さん:
>問題を再録しておきます。for improving はどうして×なのかということですね。分かる方はお願いいたします。
>
>=================
>空所に入れるのに<u>適切でないもの</u>を1つ選びなさい。<br>He plans to go to England (  ) his ability to speak English.  [関西学院大]
>☆(1) for improving
>(2) in order to improve
>(3) so as to improve
>(4) for the purpose of improving

【5826】Re:問題再録
 asako  - 06/4/19(水) -

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   回答、どうもありがとうございます。

for improvingでも間違いではないということで、
一番不適切ということでこれが答えになるということで
いいのでしょうか。

不定詞と動名詞は難しいですね。

【5840】Re:問題再録
 メグロ  - 06/4/25(火) -

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    このサイトの「不定詞と動名詞」にforと toの
使い分けの解説があるとおもいます。

 確か toには強烈な未来志向が感じられ、for
は過去かその場のことを言う時につかわれる と
いったことだったとおもいます。「イギリスに行っ
て英語能力を向上させるぞ」という強い未来志向が
感じられますからtoがよくforではだめということ
と思われます。

【5842】Re:問題再録
 M.Hoshi  - 06/4/26(水) -

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   前置詞forに関して、大修館のジー二アス英和辞典と研究社の新英和大辞典からの抜粋です。ご参考になれば。。。

【ジー二アス】
『目的・目標』〜のために(の);動詞の後で「〜を求めて・〜を得ようとして」
I work for [to learn (* earning)] one's living.
(注)『物の用途』にはdoingが可能。
A thermomerter is a device (for measuring) temperature.「温度を測る”ための”器具」
seek (for) after fame
a room (for) sleeping [in]

【新英和大辞典】
『意図・用途』〜のために(の)/〜用の(=adapted to)
money for building{charity}
a machine for making boxes
horses [used] for riding
『目的・追求』〜のために(=for the purpose of ~)「〜を得る為に」「〜する為に」
go out (for) a walk
He was sold (for) a slave

正確な理由までは書いてありませんが、『目的・目標・追求』などの意味の場合は”動詞+to不定詞”で、『意図・用途』の場合は”for+動名詞(名詞)”のように使い分けるべきようです。Googleで検索してみると、確かにfor+improvingが使われている例文としては
1)名詞+for improving...という形でfor以下が名詞の”用途・意図”を表す
形容詞/動詞+for improvingの例文のほとんどは
2)(be)+形容詞+for+improving...;形容詞=responsible/essential/availableなど→”目的・目標・追求”を表す
3)(動詞+for)+improving...;動詞=ask/call/be usedなど→”目的・目標・追求”を表す
となっていました。



【5845】誤解があるといけないので
 管理人  - 06/4/27(木) -

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   ▼メグロさん:
> 確か toには強烈な未来志向が感じられ、forは過去かその場のことを言う時につかわれる といったことだったとおもいます。

最近、別のところ(http://www113.sakura.ne.jp/~english/cgi/bbs4jhs/c-board.cgi?cmd=one;no=138;id=)でもこのような投稿があったので、念のため、書いておきます。


「不定詞は未来志向型で動名詞は過去志向型である」ということが参考書によく書かれてますが、たとえば、
What a fool he was to reject such a wonderful offer!
の場合は、どこが「未来志向」なのでしょう? どう考えてみても、「彼はなんてばかなんだろう」という判断の前に「そんな素晴らしい申し出を断る」という行為があったわけですから、「未来志向」とは思えません。不定詞なのに、「未来志向」ではない例はいろいろとあります。思いつくままに挙げると、
・John F. Kennedy was the first Catholic to be elected President of the United States.
ジョン・F・ケネディはアメリカで選挙で選ばれた最初のカトリックの大統領だ。
・I am relieved to hear that.
それを聞いてほっとしました。
・This river is dangerous to swim in in July.
7月にこの川で泳ぐのは危険だ。
・Betty is kind to help me.
私を助けてくれるとはベティは親切だ。
・You seem to be a little down today.
君は今日はちょっと元気がないね。
・I'm sorry to have kept you waiting.
待たせてすみません。

いずれの例の不定詞も「未来志向」だと説明するのは難しいでしょう。「不定詞は未来志向型で動名詞は過去志向型である」というのは言いすぎだと思います。

【5855】Re:誤解があるといけないので
 メグロ  - 06/5/1(月) -

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   あ! そうですね。私が見たのは(V ing 
と V to) のところです。うろ覚えで失礼
致しました。

【5856】Re:誤解があるといけないので
 桐生冬芽  - 06/5/2(火) -

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   「不定詞は未来志向型で動名詞は過去志向型である」というのは間違いではありません。ただ、確かに納得行かない点が出てきますね。

「未来志向型」というあいまいな言葉が出てくるのは本来は「未完了相」と言うべきところだからです。しかし、「相、aspect」に関しては文法学者で意見がかなりわけれていますので、参考書等で説明しにくくなっています。

つまり「相」については断定はしにくいけど、ある程度理解してくれた方が文法の理解が進むだろうという感じであいまいに説明してあるわけです。

「未来」と「未完了」は似ていますが、例えば、「I go to school.」(私は学校に通っています)では、時制は現在ですが、学校に通うという動作が終わっていないので「相」では「未完了」になります。

このずれがわかりにくいですね。

What a fool he was to reject such a wonderful offer!

では、rejectに「拒み続ける」というニュアンスがあるために「完了した動作」とは感じられずに「未完了」になります。

John F. Kennedy was the first Catholic to be elected President of the United States.

ではアメリカの大統領に選ばれるという動作が完了しているとは言えないので「未完了」です。ブッシュの次にも大統領はいますからね。ちなみに例え神聖ローマ帝国の皇帝の選挙でもその時代に遡って考えれば、まだ完了してるとは言えないので、滅びた国の選挙でも「未完了」になります。

この辺が時制とのからみが難しい所です。

【5857】Re:誤解があるといけないので
 桐生冬芽  - 06/5/2(火) -

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   I am relieved to hear that.ではその事について当事者ならば全てを知っているわけですが、聞いただけなので知ってる事は全てではない=「未完了」になります。

この辺は、「nice to meet you.」(お会いできて嬉しいです。=meetingはこれからも続く)
「nice meeting you.」(お会いできて嬉しかったです。=meetingは終わりです。さようなら)
あたりのニュアンスでつかめるかと思います。

This river is dangerous to swim in in July.

7月にこの川で泳ぐ行為は完了していませんね。(まだまだ違反者が出るかもしれません)

Betty is kind to help me.

私を助けてくれる行為がベティで完了したら人生お先真っ暗です。

You seem to be a little down today.というせりふを言った瞬間元気になるわけはありませんよね。

I'm sorry to have kept you waiting.では、謝っているこの瞬間もwaitingに含めないと失礼な感じがするために「未完了」です。ここで「完了」ならば「俺は来たから今は待っていないよね」という不遜な感じがしますね。

ここで注意したいのは「to have kept」って完了でしょうという疑問。
しかし、これは実は「完了」ではなく「過去の代用」です。
waitingという行為が終わっているわけではありません。「待たせた」という「過去の行為」に謝罪していますので(未完了過去は現在の時点で完了しているとは限りませんからね)完了の表現を使っていますが「未完了」です。

というわけで、これらの例はすべて不定詞が持つ「未完了」に合致します。

【5858】Re:誤解があるといけないので
 桐生冬芽  - 06/5/2(火) -

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   え〜今、長々と説明したことは

受験には必要ありません!

「know」が進行形を取らない、等、「相」についての問題は受験で出ますが、体系的に「相」を理解する必要は受験生的にありません。

理由は先にも述べましたが「文法学者で意見がかなり割れている」からです。

ですから僕が今言った事が全部正しいとも言えません。(なんじゃそら)
英文科で習うマニアックな話ですので聞き流してくれてもかまいません。

ただ、そういう事情があって「不定詞は未来志向型」というあいまいな表現になっているのだと言う事です。

【5864】Re:誤解があるといけないので
 管理人  - 06/5/2(火) -

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   ▼桐生冬芽さん:
>「不定詞は未来志向型で動名詞は過去志向型である」というのは間違いではありません。ただ、確かに納得行かない点が出てきますね。

不定詞は「未完了」、動名詞は「完了」と言ってみても、それですべてが片付くわけではないと思います。それは、「未来指向型」「過去指向型」と言っても同じことです。結局、to V と Ving の意味は記号のように多義語的で、1つの対立軸では捉えきれないのではないでしょうか?
たとえば、
○We discussed building a bridge over the river.
×We discussed to build a bridge over the river.
ですが、これは、完了しているかどうかで考えても、まだ橋の建設は完了してないのですから、to build が選択されるように思いますが、そうではありません。
<sage>

【5865】Re:誤解があるといけないので
 管理人  - 06/5/2(火) -

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   ▼桐生冬芽さん:
>I am relieved to hear that.ではその事について当事者ならば全てを知っているわけですが、聞いただけなので知ってる事は全てではない=「未完了」になります。

>This river is dangerous to swim in in July.
>
>7月にこの川で泳ぐ行為は完了していませんね。(まだまだ違反者が出るかもしれません)
>
>Betty is kind to help me.
>
>私を助けてくれる行為がベティで完了したら人生お先真っ暗です。
>
>You seem to be a little down today.というせりふを言った瞬間元気になるわけはありませんよね。

正直言って、上の説明は納得できません。(-_-;) どうしても「完了」か「未完了」で説明するために無理が出ています。
<sage>

【5866】Re:誤解があるといけないので
 [名前なし]  - 06/5/2(火) -

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   >正直言って、上の説明は納得できません。(-_-;) どうしても「完了」か「未完了」で説明するために無理が出ています。

そうなんですよね。「相」は議論の余地がまだまだある文法です。
先にも述べましたが学者によって意見がまちまちでしっかりした文法体系が出来るのはかなり先のことでしょう。ただこういう解釈のしかたがあると言う事です。

ただ、僕の説明が不足していたようで申し訳ないが「相」は「完了」か「未完了」かだけではなく、「進行」「単純」「反復」「状態」など色々あります。さらにそれらが2つ以上組み合わさる事もあります。文法オタクの机上の空論と言われればそれまでかもしれませんが、今後発展する可能性も秘めています。

でも、受験生の皆さんには逆に混乱させてしまうかもしれませんね。

【5867】Re:誤解があるといけないので
 桐生冬芽  - 06/5/2(火) -

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   説明が不足していたようで申し訳ない。

不定詞は「未完了」ですが
動名詞は「完了」もしくは「進行」もしくは「反復」ですので対立軸ではないんですよ。

ご指摘のdiscussは「意見を何度も交換する」事から「反復相」になり動名詞となります。practiceなどが同じく「反復」です。

しかし「反復」や「進行」は「完了」していないので「未完了」ではないかと思いますよね。実際にそのとおりです。

ですから「未完了のうち反復と進行を除いたもの」が不定詞になる、という点を先に言っておくべきでした。

【5881】Re:教えて下さい。
 まあちゃん  - 06/5/10(水) -

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   for improvingが不適切ということですよね。すぐに説明できますよ。for 〜ingは常に形容詞句として使われるのです。I have money for buying a house.ならば、forがmoneyにかかる形容詞句として使われているのでOKとなります。設問でfor improvingを選べば、He plans to go to England for improving his ability to speak English.となりますが、for以下は形容詞句にならず、plansを修飾する副詞句になりますね。だから駄目なのです。

【5885】Re:教えて下さい。
 管理人  - 06/5/10(水) -

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   ▼まあちゃんさん:
お答えいただきありがとうございました。ちょっと気づいたことですが、

>for 〜ingは常に形容詞句として使われるのです。

そうとも言えないように思います。というのも、
I don't blame you for doing that.
のような例があるからです。
blame/excuse/forgive/praise/punish A for B
のようにいわゆる「賞罰動詞」では、
for Ving が副詞句になっています。
<sage>

【5890】訂正
 まあちゃん  - 06/5/12(金) -

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   「常に形容詞句として用いられる」と書きましたが、「for Vingが単独で用いられた場合、形容詞句として用いられる」と訂正します。I blame him for doing that.という文の場合、for Vingが、熟語的にblameの強制力を受けているので、それに当てはまりません。

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