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【9371】接触節≠関係代名詞の省略? jack 09/8/11(火)
┗ 【9372】Re:接触節≠関係代名詞の省略? 管理人 09/8/12(水)

【9371】接触節≠関係代名詞の省略?
 jack  - 09/8/11(火) -

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   こんばんは。すみませんが、確かめたいことがあります。

今日の勉強 その8――ウロボロス構文というところで、

問4
Who was the boy (  ) the party last night?   [聖徳学園岐阜教育大]
(1) you danced at (2) you were with at (3) you talked at (4) you were talking at

という問題の■正解・解説の中に、

■接触節≠関係代名詞の省略 というのがありますが、ここの音声解説を聞けば、接触節は関係代名詞の省略のことだと説明されていると思います。この≠の印は、=のまちがいなんですか?それとも、一般に「接触節=関係代名詞の省略」と理解されているけど、実はちがうんですよ、という説明がどこかでされているんでしょうか。

昔はこのような文は関係代名詞の目的格の省略と説明されるのが普通だったと思う(私が知らなかっただけ?)のですが、最近(と言ってもここ10年くらいでしょうか?)この「接触節」という考え方が主流になりつつあるような印象を持っていて、この「接触節」は、ずっと気になっていた用語だったんです。

よろしくお願いします。

【9372】Re:接触節≠関係代名詞の省略?
 管理人 WEB  - 09/8/12(水) -

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   接触節≒関係代名詞の省略≒ゼロ関係詞
と修正しておきました。

英語史はあまりくわしくないのですが、いわゆる接触節というのは、関係代名詞ができる前から英語にあったようです。
あまり変な文法用語は使いたくないのですが、
This is the best plan I can think of.
のような文を説明する場合、どうしても、plan と I の間に関係代名詞の that が省略と説明してしまうのですが、なんだか、相説明してしまうと、もともと This is the best plan that I can think of. というのが話者の頭にあって、わざわざ that を削除したような印象をうけてしまいます。なによりもそんなまどろっこしく考えるよりも、I can think of the plan. の the plan を節頭に移動して、と考えたほうがスムーズなので、接触節という用語を使ってしまったわけです。

昔は中学では関係代名詞を教えてから、目的格の whom と which と that は省略されると教えていましたが、今は、たとえば、中学の英語教科書の New Horizon 3では、This is a book I bought in the United States. という接触節を教えてから、そのあとに、Carson is the scientist who wrote Silent Spring. という関係代名詞節を教えます。関係代名詞の whom は教えないで、接触節として教えているようです。詳しいことは、以下の教科書会社の以下の記事を見てください。

http://www.tokyo-shoseki.co.jp/e-mail/qanda/q-js-english/q02-07.htm

接触節に関する専門的なものは、
いわゆる接触節について ――小寺, 茂明
がネット上にありました。
http://ir.lib.osaka-kyoiku.ac.jp:8080/dspace/bitstream/123456789/65/1/KJ00004246081.pdf
がありました。ちょっと開きにくいかもしれません。

接触節 関係代名詞 省略
と検索すれば、いくつも関連記事が出てくると思います。
<sage>

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