ed をつけて過去を作る規則動詞に続いて、ここでは、不規則動詞を学習します。その前に、規則動詞と不規則動詞とは何かということですが、簡単に言ってしまえば、
規則動詞 |
原形 |
過去形 |
過去分詞形 |
-- |
--(e)d |
--(e)d |
規則動詞というのは、原形さえわかれば、それに -(e)d をつければ、過去形と過去分詞形を作ることができます。そして、過去形と過去分詞形は同じものです。
しかし、不規則動詞は、
不規則動詞 |
原形 |
過去形 |
過去分詞形 |
go |
went |
gone |
のように、-(e)d をつけないで過去形と過去分詞形を作るものです。go の場合のように、過去形と過去分詞形が異なるものもあれば、
不規則動詞 |
原形 |
過去形 |
過去分詞形 |
make |
made |
made |
のように同じものもあります。
とにかく、このような動詞は暗記するしかありません。覚えるときに、現在形と過去形を覚えるのではなく、後に学習する受動態(受け身)や現在完了のところで出てくる過去分詞もついでに覚えておくといいでしょう。
go の過去分詞は、gone ですから、go - went
- gone となるわけです。不規則動詞といっても、多くはありません。中学で知っておくべきものは、40〜50くらいでしょう。
日常によく使うことば――、「行く」「来る」「見る」「聞く」「立つ」「座る」――ほど英語では不規則動詞になっているので、不規則動詞を覚えておくことは大切です。
このような不規則動詞は数も少ないし、ある程度不規則の中にも規則性があるので、まとめて覚えることができます。
どんな教科書や辞書でも、その巻末に不規則動詞変化表がのっているはずです。
不規則動詞といっても、完全に不規則というのではなく、ある程度、パターンがありますから、例えば、
たとえば、sing sang sung のように母音が、i-a-u と変化するもの、などと自分で分類しておぼえていくといいでしょう。
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不規則動詞変化表1 不規則動詞変化表2 不規則動詞変化表3