ローマ字(ヘボン式)

□はじめに

□50音

□清音と濁音


(1)か→が、さ→ざ、た→だ

という音の変化と、

(2)は→ば

の音の変化はまったくちがったものです。(1)では、ka → ga のように、k と g の違い、つまり、同じ方法で発音するけれども、k では息、g では声が出るわけです。のどのあたりに手をあてると k は声帯が震えませんが、g は声帯が震えます。ところが、(2)のは→ばというのは、文字だけをみれば、濁点がついているだけですが、ha → ba と書けばわかるとおり、h と b とまったく異なる音です。したがって、正確に言うと、はひふへほの濁音はありません。「ぱぴぷぺぽ」(これには半濁音という妙な名前がついていますが)の濁音が「ばぼぶべぼ」なのです。

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