今、何時?――11時。
というように時刻を聞いたり、言ったりすることは日常生活でよくあります。「今、何時?」「〜時です」という言い方を勉強しておきます。
いいかたは、簡単で、「〜時です」とぴったりなら、
It is ... o'clock.
といいますが、... には1〜12までの数字を入れます。
このときの、It は今まで習った it とはちがって、「それは」という意味ではありません。時刻や天候を表す it といって、日本語には訳しません。訳さなくてもかならず必要です。あと、最後の o'clock は、of the clock の短縮形で、時計のという意味です。ただ It is one. だけだと何が1なのかわからないばあいがあるので、1時とはっきりさせたいとき、o'clock とつけます。もちろん、時間のことを言ってるとわかるなら、省略してかまいません。
これでぴったりならすべていえるわけです。
例えば、「1時です」なら、
It is one o'clock.
といいます。
念のために1時から12時までを書いておくと、以下のようになります。
It is
one o'clock. /
It is
two o'clock. /
It is
three o'clock. /
It is
four o'clock. /
It is
five o'clock. /
It is
six o'clock. /
It is
seven o'clock. /
It is
eight o'clock. /
It is
nine o'clock. /
It is
ten o'clock. /
It is
eleven o'clock. /
It is
twelve o'clock. /
たいていの場合、これでいいのですが、1時と言っても午後の1時と午前の1時があります。同じところにいて、「今、何時?」と聞かれて、「午後の1時だよ」と答えることはまずありません。午後か午前かはだれだってわかるのですから。しかし、例えば、国際電話をかけていて、相手の国と時差がある場合には、「こっちは午前の1時だよ」といわないといけない場合があります。そんなときには、
It is one o'clock in the morning. 午前1時です。
It is one o'clock in the afternoon. 午後1時です。
といいます。afternoon というのは、noon が正午(つまりお昼の12時)のことで、その after (後)ということです。1時の場合はこれでいいのですが、例えば、午後の9時ですという場合には、
It is one o'clock in the evening. 午後9時です。
といいます。ま、たいていの場合は、午前、午後はつけなくても通じるので、まずは、1時から12時までをいえるようになるといいでしょう。